2014年5月3日土曜日

奈良 東大寺 聖武天皇祭

奈良
東大寺(http://www.todaiji.or.jp/
華厳宗

東大寺は(こちら)にもあります。

聖武天皇祭(毎年5月2日)

大きな法要のある時には、南大門にも几帳がかけられるということを聞いていましたが、今回、聖武天皇祭には、南大門に麻の几帳がかかるということで、見てきました。


人と比べてみると、圧倒される大きさですね。
さわってみたところ、たしかに麻のようでした。

伽藍中門の几帳は綿のものですが、こちら南大門の几帳は素材だけでなく、実はデザインも微妙に違います。















文様アップ
文様をアップにしてみると、鳳凰紋の間に小さな花紋と百合の花の文様があるのがわかります。





















中門の几帳
普段から中門にかけられている几帳にはお花の文様はありません。

やはり、素材だけでなくデザインもハレの日用なのですね。

以前の東大寺のブログ(こちら) に書きましたが…。

中門の几帳も昔は大きな行事の時だけにかけられていたそうですが、平成25年の1月から、日常的にかけられるようになったそうです。

几帳の取り外しは想像しても大変そうですが、一度作業の様子を見てみたいものです。



ところで、南大門から伽藍中門への道々、また、伽藍内部にもこのような幡(ばん)が飾られています。

とても大きなものです。
幡を吊り下げている飾りが竜になっていたりして、こちらもハレの日の飾りらしく華やかです。















垂れている部分をアップにすると、このような繧繝彩色のようなデザインです。

素材は麻の様です。

これ、見覚えが…

薬師寺の几帳のノスジと同じような色合いです!
薬師寺のブログは(こちら)

こちらの方が少し色合いが明るく見えますね。










戒壇堂入口
こちらは、東大寺 戒壇堂入口の几帳です。

広い境内ですので、戒壇堂あたりまでくると、人も鹿もぐっと少なくなります。













文様アップ~
こちらも鳳凰ですが、とてもかわいらしい、優雅な鳳凰紋です。

鳳凰が口にくわえているのは、何のお花なのでしょうか。

ノスジにも鳳凰と蝶が描かれています。

伽藍中門などの威風堂々といった感じの鳳凰と対照的に、女性的なやわらかい印象ですね。
おまけ…(聖武祭のメインですけど 笑)

こちらは聖武天皇祭の法要が行われる「天皇殿」の門にかけられている幕です。

天皇殿は通常は公開されておらず、この法要の時だけ参拝することができます。

天皇殿ですので、幕の文様は十六八重菊紋ですね。

(ちなみに「東大寺の家紋」というのはないそうです)



本堂には五色幕がかかっていました。仏教寺院であることを示す五色幕、色にはそれぞれ意味があります。

聖武天皇祭の時だけかけられる、専用の幕のようです。

生地には何かのお花の模様が入っていました。

(2014.05.12⇒職員の方が調べてくださり、牡丹ということが分かりました。唐草牡丹という柄が刺しゅうされています。生地は絹!です。どうもありがとうございました)

このような幕のかけ方を見ると、飾りであると同時に、結界という意味合いも強く感じますね。





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